ジャンルを問わず、気になったことについてユルく書いてくブログです。ぱすたと稲の2人で記事投稿しています。
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ブ江ノスアイレスは、お笑い芸人であるこばやし画伯、鳥居みゆき、ラブ守永、ヤマダサトシの4人による今年結成されたユニットで、11日に初公演があったのですが行ってきました。
鳥居みゆきのライブには一度行きたいと思っていて、今年こそは!と意気込んでいたいたらちょうどブ江ノスアイレス公演があるというわけで当日に勢いで参加。客入りは上々で券無しで入れるのかと不安になるも、無事入場できたので良かった…。
(以下ネタバレあります。ご注意!)
会場に入ると鳥居みゆきのなんかうろ覚えのようなボーカルの「大阪LOVER」が流れていて、早速なんとも言えない気持ちになりつつ着席。会場が暗転するとメンバーがポスターの写真の格好でアクションを決めるフィルム風のOP映像が流れだしました。「凌辱カルナバル」というタイトルからどういう世界観なのかうまく想像できていなかったので、ん?こういう感じで行くのかな?と思いましたが別にそんなことはありませんでした笑
コントは4つとそれぞれの合間で刑事ものの映像が流れる構成。
・ドラマっぽいシチュエーションに憧れるあまりに、術後の父親を前にヒステリーになる息子が主人公の「今夜は山がいい」
・芸術の講師として招かれた画伯とそのアシスタント、そして生徒の噛み合わない絡みが繰り広げられる「芸術とは何ぞや」
・ミュージシャンの才能はないが、口だけは達者でいつか売れると豪語し働こうともしない自称”ジョン・レノンの生まれ変わり”が主人公の「人間のクズ」
・予定がありすぎて常にスケジュール帳に予定を書き込んでいる女のサイコストーリー「予定がいっぱい」
まぁ、コントの内容はざっとこんな感じです。
個人的には4番目の「予定がいっぱい」が実に鳥居みゆきらしい世界観で良かったですね。鳥居演じるアロマ奉行キザキさんのズレっぷりと死体のような喋り方をする店長には笑いました。ただ、終盤に行くにつれ雲行きは怪しくなり、キザキさんはただ狂った妄想で予定を書き込んでいるのではなく、予知能力があることを匂わせてコントは終わります。世にも奇妙な物語みたいな後味の悪さ。たまらないですね。
そしてこの「凌辱カルナバル」の核となるのがコントの合間に流されるムービー。このムービーは刑事ドラマ風のもので、次々と起きる連続殺人を追う内容のもの。一見コントとは無関係なのですが、被害者の死因がコントと微妙にリンクしています。僕はずっと舞台交換の役割を担ったそういう趣向の映像なのかなと思い眺めていました。
すると映像のほうは4番目で凄惨な結末を迎え、これどうなるんだ?と思っていると会場は暗転。5つ目のコントが始まったのです。
なんとこの5つ目のコントこそが「凌辱カルナバル」であり、今までのコントと映像はすべてここに至るまでの伏線だったのです。その鮮やかな伏線回収とスピード感あるオチには面白くて笑うというか、素直に感心してしまいました。あと、最後の畳みかけるような極悪設定にはちょっと引きました。会場も軽くどよめいてました笑
そしてオチの後にある、まさかの真のオチは本当に素晴らしかったです!感動!
ただ、ひとつ言うとすればオチ前で会場の客席に飛び火したのが印象強すぎて最後ちょっとそっちに意識持ってかれてしまったことでしょうか笑
というわけで、元々は鳥居みゆき目当てに行ったのですが他の演者の方も良くてとても楽しめました。正直、行く前は鳥居みゆきのライブの世界観が濃すぎて笑えなかったらどうしようとか考えてましたがまったくの杞憂でした\(^o^)/
ぜひ第2回公演もしてほしいと思います!
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