ジャンルを問わず、気になったことについてユルく書いてくブログです。ぱすたと稲の2人で記事投稿しています。
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どうも、ぱすたです。
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【対象:制作者、バナナくえない様:ダウンロード】15禁
今作はとある村の地主の家に代々伝えられてきた呪いを追う土俗ホラーノベル。
全4章構成ではありますが、1章~3章までは過去の物語であり、4章からが本編といったところでしょうか。4章からは選択肢も登場し、プレイヤーは主人公たちをバッドエンドに導かないように分岐を選び、呪いの真相へと近付いていくことになります。
土俗ホラーノベルということですが、内容は少々ベタながらも安定した内容だったと思います。
呪いの背景がわかる序盤の章ががやや急ぎ足でちょっと置いてけぼりを食らった気持ちにもなりましたが、後半は雰囲気もあってなかなか怖さを与えてくれました。
ただ、今作は15禁ということなので、どうせならもうちょっと呪いの恐ろしさがよくわかるような、ショッキングな展開があってもよかったかもしれませんね。
主な登場人物は主人公・従妹・幼馴染の3人なのですが、それぞれ役割分担がしっかりされていてよかったです。
しかし、もうちょっとこの3人を掘り下げてもよかったかなとも思います。
幼馴染で、寺の息子である春道に関してはその人物像を補完するエピソードがあるのですが、他2人にまつわるエピソードがあまりないので、やや物足りない気分に。
例えば、ヒロインの七弦の過去のトラウマは結局どうなったのか、など。
ストーリーを読み終わった後、どうにも薄味だったような気がしてしまったので、もう少し心理描写があればより感情移入も出来たかなと感じました。
それでもきちんとオチのついた話であり、モヤモヤした気持ちにはならないので、なんか鬱々とした作品は嫌!という方にも安心して楽しんでいただけるのではないでしょうか。
絵柄は可愛らしいものですが、ホラーの雰囲気を損なわないものだったので良かったと思います。
というわけで、スッキリ読めるシンプルなホラー作品でした。
やっぱり和ホラーといえば土俗ものですよね!
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